技術情報

乳白粒発生予測プログラム

2013年07月18日

乳白粒発生予測プログラム

乳白粒をはじめとする白未熟粒の発生は、気温や日射の気象条件の他、水稲の生育状態に左右されます。コメの買い取り価格は、検査等級により決定されますが、白未熟粒の多発は落等要因となり、買い取り価格の低下を招きます。

この補填として農業共済の利用が考えられます。しかし、収穫前に乳白粒の発生を予測する手段はありませんでした。そこで、気温や日射の気象情報と水稲の生育情報から収穫前におおよその乳白粒の発生が予測できるプログラムを開発しました。収穫前に発生が予測でき、予測結果を共済申請の判断に用いることができます。この他、各県で実施されている作柄検討会での検討資料として利用されています。なお、技術情報3「乳心白粒の発生推定装置」を用いることによりさらに乳白粒発生予測精度が高まります。
(水稲高温障害対策プロジェクト)

論文:
1)脇山 恭行, 大原 源二, 丸山 篤志 (2010) 水稲白未熟粒発生予測モデル構築のための登熟期の気象条件および
  生育状態と白未熟粒発生状況の解析. 農業気象 66: 255-267.

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 地球温暖化と農林水産業 農業温暖化ネット